調理師・調理スタッフの面接対策-面接の第一印象は重要!

調理師・調理スタッフの面接対策-面接の第一印象は重要!

面接の第一印象はとても大切です。

調理師としての技術や経験に自信があっても、「面接が苦手」という方は少なくありません。
特に普段は厨房で働き、スーツを着る機会がほとんどない調理職の方にとって、面接の場は慣れないもの。
ですが、採用側が最初に接するのは「あなたの印象」であることを忘れてはいけません。

今回は、調理師・調理スタッフの面接を数多くサポートしてきたプラスナビクックが、“第一印象の整え方”を、現場感を大切にしながら解説いたします。

第一印象は「見た目」で9割決まる?

初対面での印象は、視覚情報が大きく影響すると言われています。
面接官はまず最初に全体的な雰囲気を見ています。「清潔感があるか」「基本的なマナー(挨拶や礼儀作法など)ができているか」といった印象で合否の方向性がある程度決まってしまうことも。

調理の現場では「衛生」を大切にしていますので、おのずと「清潔感」は重視されています。
そのため、服装や髪型、持ち物の手入れは基本中の基本。
スーツでなくても構いませんが、襟付きのシャツやジャケットなど、きちんとした服装を意識しましょう。企業によっては、面接時の服装が指定されているケースがあります。その場合は、しわや汚れがないかを必ず確認してください。
また、スーツが無い場合は、ジャケットに、白いシャツやブラウスで清潔感のある服装にし、しわにも気を付け、面接前に確認をしましょう。
面接でカジュアルすぎる服装はよくありません。
ジーンズや柄のついたTシャツなどはアルバイトの面接でも避けましょう。


◯髪型や髪色

髪の毛の色は黒、または落ち着いた茶色が好印象です。
明るすぎると、それだけで印象が悪くなることがあります。
せっかくの面接の機会を髪の色で印象が悪くなるのはもったいないので、
面接に合わせて、髪の色を変えることをオススメします。
企業によってはヘアカラーの番号の規程があるケースもあります。

髪型は、清潔感を与えるスタイルを心がけることが大切です。
髪の長い方は後ろで束ね、顔の輪郭や表情がはっきりわかるようにすると、印象がよくなります。
また短い方も清潔感を意識して髪をセットしていきましょう。

◯ネイル

ネイルは面接では、基本的にはNGです。
ただ、透明な色や薄い肌色など、ナチュラルなネイルでしたら問題ないケースが多いです。

◯メイク

ナチュラルなメイクにして、清潔感や健康的な印象を与えるメイクにしましょう。
ノーメイクでは逆に印象が悪くなることがありますので、面接時にはナチュラルなメイクをされると良いと思います。

◯普段着慣れていない人は「自然体の清潔感」を意識

「スーツなんて着慣れていないから、逆に不自然になりそう」という風に心配される方もいるかもしれません。
それならば無理にビジネススタイルを押しつける必要はありません。
ただし、「現場に立つプロ」として信頼してもらえるように、最低限の清潔感ときちんと感を大切にしましょう。

✔ 髪は整える(長髪は結ぶ・寝癖はNG)
✔ ひげは剃る、または整える
✔ 爪を短く切る
✔ 派手すぎるアクセサリーは避ける
✔ 靴は汚れがないかチェック

見た目が整っているだけで、「この人は厨房でもきっちりしてそう」とポジティブな印象を与えられます。

あいさつと受け答えが第一印象の要

面接で好印象を与えるには、見た目だけでなく「声の出し方」「あいさつの仕方」も重要です。
調理職は話すことが多い職種ではありませんが、面接の場ではどうしても言葉で自分を伝えることが求められます。
「目を見て話す」「明るい返事をする」「丁寧なあいさつをする」といった基本的なやりとりを丁寧にこなすことが大切です。

例えば、「本日はお時間をいただきありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。」といった一言があるだけで、印象はグッと良くなります。

面接は“調理技術や経験の説明”だけではない

面接では「自分の技術をどうアピールするか」に意識が向きがちですが、それ以上に見られているのは「人柄」や「協調性」、「現場でどう働くか」という視点です。
「自分の強み」だけでなく、「現場で何を学びたいか」「どう貢献したいか」など、謙虚さと前向きな気持ちを伝えることも忘れずに。
技術があっても、現場と合わないと思われてしまうと採用にはつながりません。
また、チームワークを大切にしている企業が昨今増えています。
調理技術や経験があることは採用の上でとてもプラスに働きますが、それと同じくらい「人柄」「協調性」を大切に企業は採用活動をされています。


最後に:第一印象=準備で変えられる

第一印象は、天性のものではありません。
清潔感・姿勢・言葉遣いなど、どれも「意識」と「準備」で改善できるものばかりです。
自分を偽る必要はありませんが、相手に信頼される“プロとしての佇まい”を意識しましょう。

調理師としての本領は現場で発揮するものですが、面接もまた「仕事の一部」と考えてみましょう。
誠実さと清潔感をもって臨めば、あなたの思いは必ず伝わります!

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