職務経歴書の書き方【調理師・調理スタッフ職編】

職務経歴書の書き方【調理師・調理スタッフ職編】

転職活動をされている中で、どうしても時間がかかってしまう書類作成の一つに「職務経歴書」があります。
個人で経営されている飲食店さんや、知人の紹介などで転職をされるケースでは必要ないこともありますが、
一般的な企業に社員の求人で応募される際には、ほとんどのケースで必要となってきます。

パソコンで記入した方がいい?? 手書き?? 自己PRって何書けばいい?? そもそも職務経歴書の書き方ってどうしたらいい??
などなど、、様々疑問に思うことがあると思います。

プラスナビクックは調理職に特化した求人を扱っていますので、調理業務に基づいた職務経歴書の書き方についてご案内をさせていただきます。

◯職務経歴書の事例をご紹介


職務経歴書についてどんな内容を書くのか?の一例をご紹介させていただきます!
まずは、ぜひ御覧ください。

職務経歴書 サンプル

令和☓☓年◯月吉日

氏名:プラス ナビ太 (ぷらす なびた)
年齢:28歳

■職務経歴

平成◯年◯月~令和◯年◯月 株式会社▲▲
事業内容:給食受託
雇用形態:契約社員からスタート後、平成◯年4月から正社員として従事

業務内容
介護施設に配属され、調理業務全般、盛り付けや配膳、調理器具の洗浄等の業務に従事
約100食程度を◯人のスタッフで対応

令和◯年◯月~現在  社会福祉法人△△△△
事業内容:特別養護老人ホームの運営
雇用形態:正社員

業務内容
特別養護老人ホームで調理業務全般、盛り付けや配膳等の業務に従事
約150食程度を◯人のスタッフで対応
また、厨房責任者としてシフト管理やスタッフへの教育など管理職として従事

■資格

  • 平成◯年 普通自動車免許(AT限定)
  • 平成◯年 調理師資格 取得

■自己PR

現職の特別養護老人ホームでは、スタッフ数も少なかったため、質を落とさずに、いかに効率よく作業をしていくかということを意識し業務に取組んでいました。
また、管理職としても勤怠管理や教育などの経験もしたことで厨房業務全体の内容を理解し取り組めたことで、チームワークやコミュニケーションの大切さを学びました。
ぜひ貴社で採用いただけましたら、これまでの経験を活かしながら、周囲の方の意見も柔軟に取り入れ、貢献できるよう頑張っていきたいと考えています

 

いかがでしょうか?
「こういうことを職務経歴書に記載するのか~!!」といったイメージの参考になれば嬉しく思います(^^)

◯職務経歴書作成の注意点(業務内容)について


転職サポートをさせていただく中で、職務経歴書に記載する際に皆さん以下の2点でつまずかれるケースが多いです

  1. 業務内容
  2. 自己PR

■では、まずは「業務内容」を記載するにあたっての注意点です

1.具体的にどのような調理業務をしてきたか?
◯どの程度の規模をどれくらいの人員で対応したか※食数と対応スタッフ数など

◯ホテルやレストラン等での勤務であれば、和食や洋食などの料理のジャンルについてや、宴会部門の対応をした、客単価は◯◯円、などの記載

2.役職や調理以外での業務があればそちらも記載します
◯スーシェフとしてメニュー開発や原価管理、食材仕入れの対応をしていた

◯主任として、スタッフの育成やシフト管理の対応をしていた などの記載

3.その他PRポイントがあれば記載
◯例えば、無遅刻無欠勤で頑張ってきた など

また、調理職以外の経歴がある場合も、簡単で結構ですので記載をお願いします。
(記載例)

平成◯年◯月~平成◯年◯月 株式会社△△△△
事業内容:ドラッグストア運営
雇用形態:

業務内容
運営するドラッグストア内にて接客、販売業務にたずさわってきました。

以上が業務内容についてです。

◯職務経歴書作成の注意点(自己PR)について


■続いて、「自己PR」を記載するにあたっての注意点についてです

自己PRは、基本的にこれまでのお仕事の中で経験された内容を元に

  • 意識して取り組んだこと
  • 得意とする料理内容

などを中心にご記載されると良いかと思います。
特に、現職や前職など直近でお仕事されていた時の内容を思い出していただき、その内容で記載される方がよりリアリティがあり、伝えやすくなると思います。

例えば、

  • 徹底的に食材の火入れ、温度などに徹底的にこだわり、より美味しい料理の提供をしてきました。
  • 様々な職種の方がいる病院において、スタッフ同士協力しながら仕事を行うなど、関係性作りやコミュニケーションの大切さを学びました。

こういった言葉に加え、柔軟な姿勢や前向きな意欲などのPRもすると効果的です。

例えば、「これまでの経験を活かしながら、新しい環境でも柔軟に対応し貢献していきたいと考えています。」といったように締めくくると良いかもしれませんね。

◯その他注意点や疑問点について


職務経歴書作成にあたって、その他の注意点や疑問に思うことについてまとめました!

◎そもそも職務経歴書ってなんで必要?
・職務経歴書は、採用担当者が「どういった業務をやってきたのか?どんなことを心がけて仕事に取り組む人なのか?」などを面接時や面接後の合否の参考にするために見ています。

◎パソコンで作るべき?それとも手書き?
・どちらでも問題ありません!
ただ、パソコンでの作成が可能であれば、その方が保存ができ修正もしやすいのでオススメです!
もちろん、コンビニとかで購入された市販の職務経歴書に手書きでも問題ありません。

◎長すぎると読みづらくなりますので、完結にまとめましょう!

◎職歴を同じ形式で記載しましょう!
・勤務期間などの日付関連
※西暦で書くのか、平成や令和なのか統一しましょう!

以上、職務経歴書の記載ポイントでした。

その他でも転職活動・就職活動をされている、調理師・栄養士、調理スタッフ、パティシエ希望の方で、「職務経歴書の書き方」や「具体的な求人について」などご相談したいことがあれば、調理師・調理職専門のサイト・プラスナビクックにご相談ください!

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